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数字のマジックに騙されない


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たいが(@working_rev)です。
 
先日、イケハヤ氏がこんなつぶやきをしてました。

 

 

ぼくは起業塾、高額情報商材に引っかかりそうになったことがありまして…気をつけたい点についてまとめました!

 

 

数字のマジックに気をつけろ!


数字のマジックでまずわかりやすいのは「ナンバーワン!」という表現。
「ランキング1位」や「日本一」といった表記を見かけることはよくあると思います。
 
テレビCMも、デパートも、街を歩いてるといたるところで見かける表現です。もちろんネットを見てても同じです。

世の中ナンバーワンが溢れてます。

こういうのを見かけると、「ナンバーワンてすごいじゃん」「ランキング1位なら安心」と思ってしまい、ちょっと気持ちが揺らいでしまいますよね。


ですが、安易に信じてその言葉にのってしまわないように気をつけましょう。


これらには安心感•実績の演出という甘い罠の場合があります。


ホイホイとのってしまうひとはイケハヤ氏の言うとおり、情弱からは抜け出せません。


では搾取される側から抜け出すにはどうすればいいんでしょう?

 

数字の根拠をちゃんと見る。


とにかくナンバーワンや1位といった表現を見つけたときは、その数字の根拠を見るクセをつけましょう。これは習慣化してください。


以下、数字の根拠を見る上でのポイントをまとめました。


①期間

分かりやすい例として、ランキングで見てみましょう。ランキングもいくつかの期間で区切られています。
楽天のランキングを見てみると大きく5つに区分されています。
•リアルタイム(15分ごと)
•デイリー(1日)
•ウィークリー(1週間)
•マンスリー(1ヶ月)
•年間(1年間)
 
どのランキング1位かで凄さは全然違いますよね?

 

ブログを書いている現在のランキングはジャニーズが1位から6位を独占...。

楽天ブックスが強いのか、ジャニーズが強いのか...笑

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楽天ランキングのロジックは公開されていないみたいですが、おそらく販売個数や販売金額の伸長率だと思います。なので、リアルタイムランキングならタイミングさえ間違わなければ割と簡単にとれそうです。


デイリーから年間まではやはり積み重ねあるのみですから、継続的な努力が必要ですよね。
その努力の分だけ1位の信頼度が増していきます。


ランキング1位という事実はもちろんあるのでしょうが、その期間は気をつけて見ていないと、ただのまぐれ1位の可能性もあるのです。
 

②母数•範囲

楽天ランキングもジャンルごとにさまざまなランキングが存在しています。


こちらも期間同様、どのくらいの範囲(ジャンル)なのかを見たほうがよいです。

楽天では、現在260,985,428の商品点数の扱いがあります。

 

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すぐ読めましたか?

ぼくはいちじゅうひゃくせん…って数えていきましたよw

 

どのぐらいの商品点数があるのかというと2億6098万55428点です。


総合ジャンルのリアルタイムランキング(15分に1回更新)はこの中の1番ということです。これは…すごいですよね。


ですが、範囲(ジャンル)を区切れば区切る分だけ、母数は小さくなっていきます。


ものすごくニッチなマーケットでの1位の可能性もあるので、範囲(ジャンル)にも気をつけましょう。

 

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楽天市場トップ>ランキングトップ>スイーツ・お菓子>チョコレート>レーズンチョコレートと順に絞り込んでみると...

 

え!?1位しかない…。

これランキングと言っていいんでしょうか笑

なにか条件があるんでしょうね。


また、ぼくの知るかぎり起業系、情報商材系だと「営業成績No.1」を冠にしているひとが多い傾向があります。


この場合は母数が大事です。


5人の中でNo.1。
1,000人の中でNo.1。


あるいは、


エリアNo.1だとしたら
〇〇区なのか?
〇〇県なのか?
〇〇地方なのか?
全国なのか?


母数によって1位をとる難易度はずいぶん違いますよね?
母数にも注意したいです。 


③Before→After

これも起業系、情報商材系に多いものです。
クライアントの変化をBefore→Afterで表すパターン。


「○○さんのコンサルを受けて、売上が10倍になりました!」みたいな感想を見かけることがあります。

 

この10倍という表現。一目ですごい!と思ってしまうのですが、よく考えてみると…


1円の10倍は、10円です。
その差は、9円。


1,000円の10倍は、10,000円です。
その差は、9,000円。


1,000,000円の10倍は、10,000,000円です。
その差は、9,000,000円です。


10倍といっても、元の数字が分からないと実はあまり参考にならないんです。


もともと売れてないひとが10倍になったとしても、たいした売上ではありません。
10倍にしたという事実はあるのでしょうが、その表現の仕方には誤解をさせる意図があるような気がしてなりません。

 

まとめ

ここまでいくつかの例をあげながら書いてきたように、数字の根拠を明示していない場合は特に注意が必要です。


なぜなら、サービスを提供する側は「嘘はついていないから」です。
逃げ道をちゃんと用意してるんですよね。

 

ほんの少し、数字の周りを見回してみるだけでものを見ることができるようなります。

数字はうまく使えば、相手に分かりやすい伝え方ができるようになるものですが、中にはあえて誤解させようとするような表現の仕方もあるので注意が必要です。

数字に踊らされないように、数字のマジックには注意しましょう。

 

たいが(@working_rev)

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